例会 保久良さん    
                    

山と橋を渡る
                             Masao's Photo Gallery 07/03/10



今年は暖冬で
岡本梅林はほとんどが散っていたが
保久良梅林は満開。




久々に保久良山から金鳥山へ
この道はよく陽があたり
3月といえど
今日のような暖かい日は登るのが苦しい。
 金鳥山のいつものテーブルで食事をする。
ここは登山道から少し脇にあるせいか
いつも静かな休憩所だ。
食事を終えしばし休んでいると
おじさんがやってきて
八幡谷にゆく道を探しているとのこと

我々の行くコースの途中に八幡谷分岐があるので
一緒に行くことにした。





 金鳥山の休憩所をでてしばらく歩くと越山(左)と
ロックガーデン(右)への分岐にでる。
八幡谷は打越山方面だ
おじさんはここで間違ったらしい。
我々は迷わず左へ。
ロックガーデンや風吹岩から打越山に向うには
横池を経由する甲南パノラマ道が一般的なコースである。
甲南パノラマ道は落葉に敷き詰められた歩きやすい道であるが
我らが愛するこの道(水平道)は人通りが少なく
名前が示すようにほぼ水平で歩きやすく
森林浴にはピッタシの道である。
この道は椿が美しいことから
例年この季節になると訪れる
我々「山の会」の定番のコースでもある。
 途中
八幡谷に降りるおじさんと別れ
我々は五助ダムに向う。 



この坂道の勾配はきついが、
うっそうとした森は気持が良い。






やっと甲南パノラマ道に合流
ここで一休み。



五助の湖が見える。
住吉川 灘目(なだめ)の水車
山田太郎車と次郎車



 説明碑文があってこのようにかかれていました。



六甲山麓には
江戸時代から沢山の水車が回っていました。
して灘の酒造りを支えていました。
 この地域の水路は当時の水車のために
住吉川の上流から引かれたもので
今も清流が町の中を流れています。
 水車小屋は桁行きが10間(18m)以上もある大きなもので
水車の直径が3間(5,4m)もあり
水車は真ん中に据えられており
屋根の上から木樋で引き込まれた水の力で回り
その左右に置かれたつき臼すり臼
篩いに動力を伝えて動かしました。
 水車を利用して作られた菜種油や酒は
大変よいものでそのほとんどが江戸へ送られ「灘目油
酒」として武家を中心にもてはやされていました。
 有馬道は、石材の積出しや水車へ往復する牛車が頻繁で
特に雨降りにはぬかるみ
往来に困難を極めていました。 
見かねた山田在住の植田庄兵衛翁が
有馬道の西側の田圃を全て買い上げ
道路用地として住吉村に寄贈し
明治20年に目出度く村道第1号が山田から呉田に新設されました。
 当時
翁は75歳の長寿で自ら「千歳道」と命名しました。

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