荒地山道畦谷(3)は奥深し 右俣を行く                                           

山と橋を渡る
                             Masao's Photo Gallery 08/7/11

芦屋川業平橋9:25→道アゼ谷砂防ダム10:54→

道畦谷第二堰堤11:20→小滝(右俣・中俣分岐)11:35

休憩後大岩分岐発13:30→北尾根13:58→14:30発

荒地山14:42→黒岩昼食16:09→風吹岩16:48→滝の茶屋





業平橋から芦屋川

 荒地山の道畦谷を歩き始めて
この谷も奥が深いことを思い知らされた。
先月
初めて荒地山から道畦谷に下り
このコースが右俣と思っていたが
後で高谷昌良さんの「芦屋の山」を読み返してみると
どうやら中俣のようだ。
今日は右俣と中俣の分岐
それと東尾根の入り口を確認することを目的として
荒地山を歩くことにした。







  水場の分岐10:51

堰堤の上部から谷に下りると弁天岩にとの分岐に出るが
真直ぐ進んでもよい




 道畦谷堰堤から谷を横切りしばし進むと
怪しげな巨石が谷を塞いでいる。
巨石を右手に見ながら斜面を登ると水場と
堰堤右岸からの道に合流する。
左手にはもう1本沢があって
崖が崩れ白い巨石が転がっている。




赤ペン分岐 11:03

 沢と沢の尾根を少し進むと
赤いペンキ印がついた岩があって
そこから右手の谷に下りると再び道畦谷となり第2堰堤の下流に出る。
今日は東尾根の入り口を確認したかったので
分岐岩の左を進み
右のざれた斜面を上ってみると
そこにトラロープがあった。
東尾根の入り口に間違いないと思う。




直進すれば左又、右上部が東尾根




東尾根の取り付き11:10




道畦谷第2堰堤 11:19

 東尾根の入り口はわかりにくいが
谷を横切るように進み
真直ぐ進めは生い茂った木々の先に左股の尾根に出るので
注意が必要だ。
ともかく
東尾根の入り口が確認できたので
再び道畦谷に戻り
右俣と中俣に向かうことにした。




道畦谷 ダムの上部 11:34



小滝 11:35



迷いの分岐 11:50


道畦谷第二堰堤の上部は
やや右手方向に谷が続いていて
少し奥に入ると見覚えのある小滝があった。
前回(6月14日)は滝の左手の方から下りてきたのだ。
高谷昌良さんの「芦屋の山」によると
小滝の上部で中俣と右股に別れているとのこと。
滝を登るとはっきりとそのことが確認できた。
今日は右俣を行く。
 ごろごろとした岩のある沢を登りると
巨石の傍にペットボトルが落ちていた。
そしてすぐ上流で沢が2つに分かれていたのだが気づかず
右方向に黄色いテープのマークがあったので
右の沢を進んでしまったのが間違いだった。
途中からマークが無くなり行き止まりとなった。
このまま藪をかき分けて尾根道に出ることも考えたが
もう少し道を探してみようと思い
左手方向に無理やり進むと谷に出た。
そしてマークがあった。
このまま谷を登れば尾根道に出ると思ったが
もう一度どこで間違ったのか確認してみたくなり谷を下ること・・・・・・。
そして見覚えのある大岩が在った。
誰かが落としたペットボトルも在った。
1時間近くウロウロしてしまった。
お腹もすいたのでここでおにぎりを一個食べて休憩・・・・。
 少し疲れました・・・。
 これからますます暑くなってきます。
 暑い夏は沢が涼しくて気持ちよいので
 ここであきらめる訳にはゆきません。
 もう少し頑張って・・・・
 

 


ペットボトルの大岩 12:57


 

ちょっとひょうきんな岩 13:19




迷い谷 13:38

このマークです!
間違ったかもしれない沢から無理やりトラバースして谷に見えたマーク。
このマークの下流出たのです。
赤いペンキと黄色いビニールテープのぐるぐる巻きが
右の沢にも在りました。
 ところで私のような初心者にとってはマークは本当にありがたいのですが
ビニールテープやガムテープのぐるぐる巻きは
少し悲しい気持ちになります。




北の絶景分岐 14:00

 迷いの谷から15分ほどで
斜面は緩やかになり土留め用の石積みが現われる。
あたりも少し明るくなり尾根道が近いことを知らしてくれる。
谷から離れて明るい緩斜面を登りきると
そこは北の絶景のプレートが在った。
道アゼ谷北尾根道に出たのだ。
 やはり、ここにでるのだ!
今登って来た道が道畦谷右俣
いつもながら谷筋を歩くと
どこに出られるのか
わくわくする。
そして谷を脱出したときの開放感はたまらくよい。




ロックガーデン A懸垂岩 17:09

道畦谷右俣から荒地山に向かう途中で、右足の太ももが痛み出した。
久々の山歩きで疲れたのかも知れない。
しばらく休んでいると回復した。
今日はもう無理をしないでゆっくりと山を下りることにしよう。
荒地山から黒岩に、
黒岩で1時間ほど休憩して高座谷に下りる。
5分岐から魚屋道のB7あたりにで
そして風吹岩


ロックガーデンの中央凌を下るのは今日が初めてだ
A懸垂岩が緑の中に浮かんでいた

男女4人の若者たちに出会った
帰り道をたずねられたので
ウォッちずのコピーをあげたら
喜んでもらえた。




ゲートロックの崩壊 17:24

しばらくすると、前方に白い岩肌が
ゲートロックが崩れているようだ。
崩れたのはホワイトロックかも知れない。
20年ほど前にも突如崩壊したとある
地獄谷の入り口は


ロープで厳重に囲い込まれ
立ち入り禁止となっていた
先月6月14日に地獄谷を下ったときには
気がつかなかった
あれから大崩壊があったのだろうか

17時40分
高座の滝に到着
リュックから冷えたスパークリングワインを取り出し
道畦谷右股に 乾杯!

若者たちがやっと下りてきた
よかった
ありがとうの笑顔は
気持ちよかった!



荒地山Ver4.4地図はここからPDFでダウンロードできます。


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