氷瀑の有馬四十八滝 |
|||
山と橋を渡る Masao's Photo Gallery 08/1/27 |
|||
8:38JR芦屋発バス→有馬9:10→鼓ヶ滝9:30→七曲滝10:25→蜘蛛滝10:41 紅葉谷道11:00→百間滝11:13→似位滝11:17→白石滝11:40→白龍滝12:10 大安相滝12:40→白石第6堰堤下12:52→小安相滝登口12:58→魚屋道13:20 一軒茶13:30→雨ヶ峠15:12→水場15:48→荒地山16:18→滝の茶屋17:00 ここ数日冷え込んできた。 以前からこの日に備え準備をしてきたので 今日は氷瀑した有馬の滝めぐりを決行することにした。 JR芦屋駅から阪急バスで有馬に向う いつもの逆コースだ。 帰りはゆっくりと温泉に浸かって帰ろうと当初考えていたが 六甲の雪景色があまりにも綺麗だったので六甲越をしてしまった。 有馬に着くととりあえずロープウエイ駅下の上流にある鼓ヶ滝に向う。 大きな滝で威勢よく水しぶきを上げながら滝つぼに落下している。 途中の路面は凍り、滝の周辺も氷柱が見える。 今日は期待できそうだ。 周りを見渡すと 何組かのウォーカーが滝巡りに向けての支度を整えている。 こんなに沢山の人達と歩くのは久々だ。 湯槽谷出会いの広場で軽アイゼンを付ける。 ここでも沢山の人達に出会った。 いつもはほとんど人に出会うことのないコースだが この時期は特別なのだろう。 鼓ヶ滝 9:30 紅葉谷道から七曲の分岐へ10:15 蟇滝上部のザイル場10:18 蟇滝の上部にある崖は普段でも滑りやすいが この時期は一段と歩き難い。 ここはロープを頼りに進むところで 先行グループの人達の中に慣れない方が居られたようで なかなか前に進まない。 時間はたっぷりあるので焦らない。 この先で七曲滝と蜘蛛滝の分岐になる。 下に見える蟇滝は凍らないで威勢よく流れている。 氷瀑は期待できないかもしれないなどと考えていると 後から来た人達も同じようなことも話しておられる。 やはり暖冬の影響があるのだろうか。 10:25 やって来ました七曲滝。 十分とはいえませんが、凍っています。 ここでしばし休憩。 小滝 10:37 蜘蛛滝 10:41 |
|||
蟇谷の分岐に戻り、そこから蜘蛛滝に向う。 途中小さな滝が2つほどあって 凍り付いてはいるが滝の右手から容易に登ることができる。 蜘蛛滝に氷瀑はみれない。 七曲滝の見学者の多さに比べ ここはひっそりとしていて訪れる人も僅かだ。これから百間滝に向う。 元来た道に戻り紅葉谷道を登る方法もあるが 蜘蛛滝の下流右岸から七曲滝の上を抜けて行くことにした。 |
|||
紅葉谷道に向う分岐10:43 |
紅葉谷 10:53 |
||
紅葉谷に下る分岐 11:00 紅葉谷に向う分岐には赤と黄のテープが木に記されて ロープが張ってあるので迷うことはない。 分岐から10分ほどで沢に着く 沢を横切り急な坂を上り 今にも崩れそうな尾根を抜け 笹を掻き分け進むと紅葉谷道に出る。 (左写真リュックのあるところが分) (写真に映っている人がいる所が百間滝に向う分岐。) 紅葉谷に下りる分岐は分かりにくいが 百間滝・似位滝分岐の手前(北側)にあり 赤のテープが小枝に巻かれている。 百間滝11:13 似位滝 11:20 |
|||
ゴルジェ通過11:36 百間滝も似位滝も期待したほどには凍っていなかったが 氷塊は宝石のように美しかった。 しばらく滝を楽しんだあと 沢を下り、小滝を降りてゴルジュに着く。 いつもはこの上を巻くが今日は凍っていて滑りやすいので 足元が濡れるのを覚悟してゴルジュを通ることにした。 意外と水量が少なくてこの方が正解だったと思う。 |
|||
白石滝 11:40 |
白竜滝 12:10 |
||
やがて白石谷との合流広場に到着。 沢山の人達がここで昼食をとっていた。 お湯を沸かしてカップめんを食べようかと思ったが 寒くて面倒なのでおにぎりを2個立ち食いして、白石谷を上ることにした。 白石滝は直登することも可能なようだが ここは慎重に巻き道を通ることに。 巻き道は谷の手前右手にあるが、直進して直壁にぶつかってしまった。 左腕がまだ完治していないので諦めることに・・・・???。 前に来た時はどうやって降りたのだろうかとクビを傾げていると 右手に巻き道があった。慎重さに欠けていたと反省する。 尾根から再び沢に、左岸右岸を何度かクロスし 小滝を越えて、白石滝から30分ほどで白竜滝に到着する。 神戸市発行の1/2、500地図では白石滝と表示されており、 下流の滝が白竜滝となっていて、2つの滝の名が逆になっているが、 ここは兵庫登山会の表示に従うことにした。 同じように蟇谷にある蜘蛛滝も神戸市の地図では蟇滝と表示されている。 白竜滝から、雪道についた足跡を追ってゆくと堰堤にでた。 この堰堤は記憶にないが 足跡が続いているので堰堤の右側から足跡を頼りに越 沢に出るとまたもや正面と左手に2つの堰堤が見える。 足跡を頼りに左の堰堤を上ったところが行き止まりだった。 引き返すと 崖の下にあるトラロープの北側の斜面に巻き道があって どこかの登山会の人達がいる。 前に下ったはずなのに記憶がない。 雪道では風景が変るので注意が必要だ。 |
|||
白竜滝南の崖 12:35 |
北斜面を登山会の人に続く |
||
大安相滝 12:40 白竜滝を高巻きして再び白石谷の左岸を歩く。 大安相滝の手前で登山会の人達と別れ沢に下りる。 滝は1段2段と続き最後に滝の左にロープがあって大安相滝の名札が見える 滝は凍って滑りやすい。滝登りを諦め巻き道に戻る。 やがて白石第5堰堤が左に 第6堰堤が右手に。第5堰堤の右からも登れるらしいが 以前下った第6堰堤の右斜面から上る。 降りた沢の上流には小安相滝があるらしいことを後から知った。 |
|||
第6堰堤を右手から越える12:52 |
上流に小安相滝があるらしい |
||
再び白石谷へ 13:04 沢に下りると東斜上る先程の登山会の人達の姿が見える。 ここから先は吉神社まで緩やかな道が続くはずだと記憶していたが 登山会の人達についてゆくと再び沢に下りた。 なるほど・・・・? 吉神社の有馬側に設置されている 「白石谷 熟練蓮者向き危険」 と書かれた看板の所にでるのだろう?。 このまま登山会の人達について行くことにした。 しかし この坂はきつい少し後悔した。 |
|||
ご褒美があった。 13:10 吉神社への道は笹道で暗いがこの道の坂は苦しくとも明るい 一瞬の冬の陽射に樹氷がきらめく きてよかった やっと谷から抜け出した開放感もあった。 思ったとおり、白石谷の入口に到着! 13:20 白石滝から約1時間と40分 この谷は熟練者向き・危険と書かれている 冬道の一人歩きは危険かも知れない それなりの装備が必要だ 9月の下見が役に立った 一軒茶屋に到着 13:30 樹氷が美しい 帰りはどうする? 有馬に戻り温泉?それともこの道を下る? まだまだ時間はたっぷりある、 この道を下ることにした。 茶屋でアイゼンを外し温かいコーヒーをいただく 14:00 荒地山に向けて出発! 何故荒地山なのか分からないが、 私の六甲山歩きはいつもそうなる。 再びアイゼンをつけて 七曲峠を下り 雨ヶ峠でコーヒを沸かし 15:10 なかみやま下の水場で補給し 荒地山 ブラックフェース下 キャスルウォール下を抜け 17:10滝の茶屋到着 今日もお疲れ様でした。 有馬四十八滝徘徊マップを作って見ました。 |
|||
有馬四十八滝徘徊マップのダウンロードはこちら | |||
☆Masao'sホーム ☆山歩きトップ | |||