権現谷から住吉川源流右岸下り                                       

山と橋を渡る
                             Masao's Photo Gallery 08/4/26

小路交差点10:45→権現谷入口11:10→権現滝11:38→魚屋道12:40

横池13:12→水場13:45→雨ヶ峠14:20

土樋割峠15:00発16:00→大平岩16:57→住吉台17:30





連休の初日
歯のクリーニングが比較的早く終わったので
急に住吉川の源流歩きがしたくなった。
ばたばたと用意をして
自宅からほぼ真直ぐ北に向かう。
保久良参道の入り口で迷った。
以前途中まで行ったことのある権現谷から登ると
どこに出るのだろう?。
保久良さんの参道は曲がりくねっている上に、
日差しがきつい
その点谷は涼しくて歩くにも無駄がない。
ただダム越えが厄介だ。
しばらく考えて
権現谷を遡ることにした。
しかし
少し甘かった。




 

保久良堰堤 11:18




保久良第二堰堤 11:32

 この辺りは砂防地図によると
風呂之川と呼ぶそうで上流が権現谷
下流が要玄寺川で深江駅で宮川と合流して
高橋川となり深江の浜にでる。
 保久良第二堰堤までは踏み跡はしっかりついていて歩きやすい。
ダムも比較的登りやすい。
第二堰堤を過ぎると岩がごろごろと転がる沢となる。



権現滝 11:38
 やがて、
高さ5〜6m程の滝が見えた。
滝はほとんど枯れているが直登は難しそうだ。
左に巻き路があったのでそこから高巻くことにした。
この谷にはこの滝以外大きな滝はなかったので
とりあえず権現滝と名づけた。
一般的に沢(谷)で最も立派な滝に沢(谷)の名を付けるのだそうだ




保久良第三ダム
 11:49 




 

11:52



保久良第三ダムから先は踏み跡が見つからない。
所々青いテープがぶら下がっているので追いかけてゆくと
藪に入ったり沢に出たり
なんだか規則性がない。
後で考えるに植林のための印だったのだ。
沢はジャングルの様で進めそうにない。
思いきって右岸の崖を登ると
立派な三叉路があった。




右岸の林道 12:24



権現谷の終点の丸太橋 12:35


 谷から這いずり上がったところは林道分岐の少し上流側だった。
多分沢からこの路に通じる路があったのだろうが見落としたようだ。
ともかくここに出れたのは幸いだった。
沢をそのまま進めはどうなっていただろうか。
三叉路の下流側は小さな広場になっていて行き止まりだった。
多分植栽の基地なのかも知れない。
ほっとして林道を登って行くと谷を渡る丸太橋に
この辺りが権現谷の始点なのだろう。




魚屋道に合流 12:39

 丸太橋を渡り緩やかな坂を登って行くと鉄塔が見えた。
そして
林道を抜けると立派なハイキング路に合流した。
藪の中をうろついていたので少し方向感覚が麻痺していたようだ。
ハイキング路を右方向東に少し下って確かめると、
二股路になっている。
東が地獄谷から来る路
南側が蛙岩に行く路だ。
とすればこの路は魚屋道か?
正面北側の道を進むと鉄塔があり行き止まり。
左手に進めば風吹岩か?




4分岐 12:49



金鳥山への分岐 12:56

 
途中
あまり記憶にない分岐しかも4分岐
この辺りが深江の山の神なのだろうか。
風吹岩は北の方向と思い込んでいたためか
西に向かっているようで
不思議な感覚、やがて金鳥山との分岐
ここから北に向かう。
地図を見ていなかったのでおかしな錯覚に囚われていたが
ここにきて感覚は間違っていないことがわかり安心した。
藪歩きと空腹でかなり疲れたみたいだ。




風吹岩の手前 13:02



横池に到着 昼食 13:13




雨ヶ峠 14:21

 雨ヶ峠の土佐みずきはすでに散っていた。
土樋割峠のマンサクも当たり前ながら散っていた。
峠でしばらく休憩し住吉川源流を下る。




土樋割峠
15:00 到着
16:00 出発



土樋割峠の川面




住吉川右岸道 16:53




大平岩休憩所から水晶谷を望む17:00


初めての権現谷
家の近くを流れる要玄寺川の源流だったとは知らなかった
最近沢歩きが多くなった
源流を目指して神秘な沢を遡る緊張感
谷を抜け出たときの開放感
知らない谷にであうと
つい知りたくなる

権現谷・風呂之川
あまりお勧めできるコースではないようだ

住吉川源流は
特に右岸コースは
いつの季節もお勧め!

今日も一日ご苦労様でした。


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