伽耶院の秋 三木

2008年11月2日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery

 伽耶院(新西国第二十六番)は今から千三百年前、大化元年(645)孝徳天皇の勅願によって建立された。平安中期には堂宇数十、坊塔百三十余と記され花山上皇の行幸を得るなど隆盛を極めたが、秀吉の三木城攻めの兵火および慶長十四年(1609)の大火によって全山消失、現在の諸堂はそれ以後の建立である・・・・と記されている。ここは義父の菩提寺です。



二天堂 慶安四年(1651




二天堂の山門を抜け石段を登ると、
入山料 お一人につき草引き十本
と書かれた木札が立っていた
和尚さんらしいなー



黄金水
12月中旬から2月中旬ごろ
この池の水面が虹色或いは金色に輝くとのこと
寺でこれを毘沙門さんの黄金水と呼んで
この期間以外はただの濁った水である
と記されていた



 本堂(写真左)は伝慶長15年(1610)に建立された典型的な密教寺院建築で重要文化財となっている。本堂の中には平安末期に作られたといわれる毘沙門天(重要文化財)が安置されている。


多宝塔(重要文化財)
正保四年(1647)
弥勒菩薩が安置されている
昭和60年相輪が復元された



多宝塔の紅葉









護摩堂















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