熊野古道を少しだけ | ||
2010年09月20日 山と橋を渡る Masao's Photo Gallery |
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山の会の暑気払いのとき 熊野古道に行こうということになったそうだ。 話が出たころはC2H5OHが飽和状態になっていて よく覚えていないのだけど・・・ 暑気払いから1週間後の9月20日 朝早く三宮からバスに乗って・・・・ 途中目が覚めたら バスは第二名神を走っていました。 開通後は「新名神高速道路」と呼ぶそうですけど 建設時ずい分苦労した橋を通過して 思い出したくないのに・・・・ バスは伊勢に向かっていたのです。 メンバーは 男2・女4のブルジョア登山隊 |
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バスが到着したのは大紀町 |
ここで昼食 |
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熊野古道といえば高野山から熊野大社にゆく道かな〜と 思っていたのですが・・・ 沢山ルートがあるのですね。 全部のルートが世界遺産なのでしょうか? 熊野古道伊勢路は 伊勢神宮から熊野速玉大社まで約170km 一日20q歩いても1週間以上かかります。 今回はツヅラト峠路(梅ヶ谷〜伊勢長嶋までの)約9qの日帰りコースです。 |
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12:30 ここから入ります |
沢山のハイカーで満員 |
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途中こんな橋がありました。 渡りません ちょっと河原を覗いてみただけです。 とても澄み切った大内山川 |
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「甦る神々の道」とか・・ |
「中世に開かれた熊野三山への信仰の道は、伊勢の地からここツヅラト峠を境に熊野へと足を踏み入れることになる。ゆったりとした風土の伊勢と、神仏の国・霊魂の支配する国熊野とでは、峠を境にして自然までもが一変する。滝・豪雨・原始林・波濤といった熊野特有の大自然の様相は、ツヅラト峠を越えたとたんに旅人をして霊魂の地への入口を感じさせ、峠から遠望する熊野の海は、伊勢からの旅人にとっては初めて見る普陀落の海である。つまり、ツヅラト峠は伊勢と紀州の国境であったと同時に、現実世界と理想・非現実世界との境でもあったといえるだろう」と書かれていました。 |
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ツツラド峠には100m間隔で標識が 峠までは特に何んにもないので 暇つぶしに 01から05までの標識をパチリ 13:45 やっとの思いで標高357mのツヅラト峠 バスを降りた地点の標高が200mだったから 約150mの登りでした。 峠から遠望する熊野の海は 伊勢からの旅人にとっては初めて見る普陀落の海である と書かれていましたね 普陀落の海とは 観音様が降り立った桃源郷のような海 ということなんでしょうね。 天気はいまいちでしたが< 小島の浮かぶ熊野灘は穏やかで綺麗でした。 ツヅラとは九十九折のこと。 峠を越えると 紀伊長島町志子への下りはカーブが連続し 木立の中に石畳が現れます。 野面乱層積の石垣もあって 昭和の初め頃まで生活道として使われていたそうです。 山の神様の小滝 |
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15:11 どうやらここらあたりが ツヅラト峠の終点 |
15:13 ここまでおよそ2時間半 お疲れ様でした。 |
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標高差およそ350m あの山のてっぺんから降りてきたのです。 世界遺産 熊野古道 伊勢路1/12ほどの行程ですけど 一人では来られませんね 全行程歩く人もおられるのでしょうけど 私たちには無理です・・・・ 中抜きで最後の行程 忘帰洞の洞窟温泉には行ってみたいんですけど 行ってみたいですね〜 やっと涼しくなってきました。 やはり秋はいいですね〜 |
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