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山と橋を渡る  山歩き
                             Masao's Photo Gallery 2011/02/11



岡本発8:08〜宝塚8:35〜塩尾寺9:25〜岩倉山10:08

反射板10:14〜行者山10:38〜譲葉山北峰11:48〜岩原山12:25

岩原山発13:05〜電波塔(大平山)14:23〜船坂峠15:03〜船坂15:40






2月の三連休、実はおまけを加えて四連休でしたけど
初日10日は天気が悪く寒くて
どこにも出かける気がしません。
天気予報を調べると11日(金曜の祝日)は  らしい
 
六甲の雪景色を見たくなり
地図を見ながらあれこれ思案??
すると
六甲全山縦走路の宝塚付近に知らない山がたくさんありました。
それも そのはず
全山縦走路の船坂峠より東は歩いたことがないのですから・・・
雪道を歩くにはちょっと不安だったので調べてみると
「やまぼうしとハナミズキさん」のWEBに
とても詳しい地図とレポートがありました。
譲葉山には東峰・中峰・西峰があって
主峰は祠(磐座)のあるとこが本当の譲葉山ではないかとの推察・・・
とても興味が湧きました。

翌朝
ちょっと早起きして歩いてきました。







8:37 
宝塚駅前の宝来橋を渡ります。
S字の珍しい橋です。



通称S字橋
勾配を緩やかにするために
S字の線形にしたのかも?



ローソンの隣の路地 8:42

橋を渡ると右手に
ナチュールスパ宝塚という
ちょっと怪しげな建物がありました。
安藤さんが設計した
公設民営型日帰り入浴施設だそうです。
ちょっと入り難そう。
ローソンで塩尾寺への道を聞くと
北隣の路地から入れるとのこと
よく見れば
甲子園大学方面と
角に案内がありました。




8:53 急な坂道を登り



8:58 甲子園大学8号館前に到着



9:06 白鳥大神(塩尾寺休憩所)



可愛いい不動明王さん



9:14 3つの祠があって



9:25 塩尾寺に到着



9:26 塩尾寺鐘つき堂

宝塚から塩尾寺まで約50分
とてもきつい坂道でした。
汗びっしょり
ここでセーターを脱ぎました。
夏は大変そうです。

ここまで
アスファルト舗装されてますけど
白鳥大神辺りからは
車道は雪に覆われて幻想的でした。




9:38 山門脇に登山道がありました。



9:39 キツイ登りが続きます。



9:49 怪しげな祠があり



9:56  ここらでスパッツを履き



10:03 右は生瀬方面



10:05 岩倉山分岐到着



岩倉山登山口

岩倉山分岐の標識柱を
北に登れば岩倉山

南に下れば反射板
とりあえず岩倉山に!



10:08 岩倉山山頂

山頂は祠があるだけで見晴らしもよくありません
岩倉ということは磐座(いわくら)と言うことでしょうかね〜
この辺りは信仰の山なんですね。
そして
一旦分岐まで戻り南の反射板に




10:14 反射板

いったい何のためにあるのでしょうかね〜
反射板と言えばレフレクター
電車から電波を発して
位置とかを確認するんでしょか??

反射板から南に下れば行者山に行けそうなので・・・
とりあえず行ってみる事にしました。



朱線が歩いた道 



10:24 岩倉山分岐

反射板から行者山に向かう道は
かなり急な坂道です。
新雪ですから
少し不安になります。
滑らないように木を捕つかむと
バサバサと雪が落ちてきます。
反射板から10分ほど下ると
エデンの園からの登山道に合流
ホッとしました。




10:30 行者山分岐



親切な案内板です。



10:30 しばらく進むと



10:31 また案内板があって 右に!



10:38 行者山山頂?



山頂付近の広場



10:55 再び反射板分岐に

北の縦走路を目指して



11:07 全山縦走路に合流

34道標(写真中央)



11:28 譲葉山東峰 514m

東峰の登り口は34の道標から数十メートル先にありました。
最初はわからず
赤子谷右俣東の分岐まで行ってしまい
おかしいな???と感じ
引き戻ったのです。

譲葉山東峰は昭文社の地図では譲葉山514となっていて
東峰とはやまぼうしさんが名づけられたそうです。



11:39 赤子谷右俣東分岐


実はこの場所が重要なのです。
赤子谷右俣東の右(左)に
斜面があり祠(磐座)があるのです。
やまぼうしさんは
この磐座が本来の譲葉山では?
と推測されているのですが・・・
そうかもしれません。




11:48 譲葉山北峰の磐座(やまぼうしさん命名)

この後、譲葉山中峰に行ったのですが
どこがピークなのかわからないまま
ぐるっと回って
縦走路に戻ってしまいました。
道々のテープは沢山あったのですが・・・・



12:05 幻想的な雪道

足跡がありますが
行者山から縦走路に向かう脇道から
忽然と現れたお兄さんの足跡だと思います。
そういえば
ここまでに出会った人は三人だけ
塩尾寺で出会った方と
行者山の下りで
ストックを取り出して調整していて振り向くと
人がいてびっくり
その方が二人目

笑われました・・・
恥ずかしい思いをしました。
イヤホンで
音楽を聴きながらの山歩きも注意しないといけませんね!




12:14 33の道標

道標にも番号があるのですね
初めて知りました。

真っ直ぐ進めば岩原山
右に下れば赤子谷右俣西
左は縦走路です。

ここで四人目のハイカーに会いました。
ストックワーク練習中の青年です。
雪中登山は初めてとか
道を聞かれましたが・・・
瞬く間に見えなくなりました。
早いです!
若いですね!

岩原山を目指します!


そういえば
ここから譲葉山西峰にも行けるそうですが
今回は諦めました。

33道標の先に
岩倉山まで300mと書かれた道標があります。
ここからの登りはとてもきつく
10分足らずですが
しんどい登りです。



12:25 岩原山山頂

宝塚の最高峰573mだそうです。
今日はここで昼食



コンビニで買った塩おにぎりを蒸して温めます。
30分ほど食事休憩して
13:05出発

西側の尾根から下り
途中有刺鉄線があって通行止め
そこらから左に折れて
再度縦走路に合流



13:18 縦走路に合流



13:40 深谷貯水池?



13:34 この辺りが大谷乗越かな?と思いながら・・・



13:40 車道を横切り

急な階段を上って大平山に向かいます。



14:02 再び車道に



14:08 不思議な門扉があって



14:14 舗道はどこまでも続く?

舗装された道が延々と続きます。
雪が積もっているので綺麗ですが
夏の暑い時
歩くのはいやだな〜
と思いながら
大平山を探して
???



14:23 電波塔

舗装された道をどんどん進むと
左手に縦走路への分岐
舗装は北に延びている・・・
舗装道を突き進むと
なんと
NTT船坂無線中継所の電波塔
で行き止まり!
この先に大平山があるのだろうか?
と思いつつ
探索するのを断念!
船坂峠を目指します。



14:38 休憩


途中
足が痛み出し休憩
久々に歩いたのですから・・・・
しばらくすると
岩原山の分岐で出会った青年が
最高峰まで行って下ってきたとか・・・
ロックガーデンから下るのは
危険だから引き返したそうです。
早い!凄い!若い!
ストックワークについて聞かれたけど
???
スキーなら分かるけど山はね〜




15:03 船坂峠

やっと船坂峠に着きました。
予定より30分ほど遅れてしまったので
船坂から有馬までのバスの待ち時間が1時間近くありそうです。
しかし
一軒茶屋から魚屋道を下るには足が辛いので
予定通りここから船坂バス停を目指します。



15:05 新雪の船坂道

船坂に下る道はまっさら
動物の足跡すらありません!
ちょっと緊張します。



この道のいいところは堰堤が無いことです。
でも最初はとても急なので慎重に下ります。




15:06 樹氷には少し・・・・




15:18  ふかふかの新雪




15:25 麓に近づきました。





本日の全コースです、休憩を含め約7時間でした。





15:34 武庫川女子大の古民家再生プロジェクトだそうです。

船坂のバス停に着いたのが15:40
有馬温泉行きのバスは出た後でした。
バス停の傍に神社があったので
軒先を借りて休憩
コーヒーを沸かして
おやつの大福餅を食べて
のんびり
午前中降り続いていた雪も止んで
今は青空が見えます。

やがて

16:30発の   がやって来て

有馬温泉に
久々の金の湯です。

予想通り超満員!
しかも
英語や中国語も飛び交い国際色豊かです。
暖かくていいお湯なんですが
少し忙しいのが難点です。
でも今日は無理した脚を労ってあげないとね〜
ゆっくり・・・ゆっくり・・・



そしてお湯を出た後は
ニュルンベルグでいつものように
ワインで乾杯!

家から歩いて行ける山があって
(電車やバスにも乗りますけど)
温泉があって
日常生活とは切り離された空間があって
幸せな気分になります。

それでは
今日も一日お疲れ様でした。




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