『かもめ』 
Masao'sホーム  
観劇記 あまご 
2019年5月2日 
西宮芸文 
作:アントン・チェーホフ 
演出:鈴木裕美
新国立劇場

英語台本:トム・ストッパードと
配役がフルオーディションという試みに惹かれました
前半はまさに喜劇
 『かもめ』は副題にもあるように四幕の喜劇なのですが
それにしても
演技がオーバーアクション
ちょっと違和感を感じました
でも
後半は緊張感があり
それはそれでよかったのかなと思いました
ニーナの演じる劇中劇の台詞
浦雅春訳とはかなり違ったように感じました
この劇中劇はチェーホフがメイエルホリドを意識したものではないかと
一緒にみたSHINOさんが言ってましたが
なるほど!
芝居を見る側楽しむ側にも思い入れがありますが
作る側にも意欲的な取り組みがあって
それが新鮮なんですね

ニーナは馬鹿な女ですけど
それに惹かれる男たちはどうなんだ
ニーナは誰が演じようと
青春の憧れの人なんでしょうね
またしても
かもめと出会った昔を思い出してしまいました



写真はステージ・ナタリーより
アルカジーナは朝海ひかるさん(写真左)
コースチャは渡邊りょうさん(写真右)
マーシャは伊勢佳代さん
医者のドールンは天宮良さん
好演でした
 

ページTOP

Masao'sホーム 観劇記