『いらないものだけ手に入る』 
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観劇記 あまご 
2021年10月13日 
 


作・演出:土田英雄(MONO)
ピッコロ劇団第71回公演
あらすじ ピッコロHPより
地球から遠く離れたスペースコロニー「キョクトウ」。
ここには地球上の隣国「マナヒラ」と「コチ」にルーツを持つ人たちが暮らしている。
露美(ろみ)と樹里(じゅり)は、ルーツの国は異なるが、隣同士で育った幼なじみだ。
5年前、地球上でマナヒラとコチが戦争状態に入ったのを機に、「キョクトウ」は軋み始めた。
人々は自分のルーツを探し、アイデンティティに目覚める。
分断していく「マナヒラ」と「コチ」。
幼なじみの2人は引き裂かれてしまうのだろうか?
ああ、異星のロミオとジュリエットー



土田英生さんが19年ぶりにピッコロ劇団に書き下ろされた芝居
関西ゆかりの作家が関西の劇団に
うれしいです
今回の芝居も土田さんらしく
ちょっとコメディで不気味
地球は戦争で無残な状態にあって
生き延びた人たちが地球から脱出して
人工的な空間で暮らす人たちの物語
人間はどうして争うのか
ロミオとジュリエットの時代から続くいがみ合いの歴史
そして

別れ

舞台での
地球崩壊の原因は核戦争のように思いますが
地球温暖化とか
病原菌による被害とか
今生きている私には様々なことが警告されているように感じました
身を斬る前に守るべきことがたくさんあるのでは
そんな想いにとらわれました

 

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