『夢をかなえるゾウ〜青春ロボット編〜』 
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観劇記 あまご 
2021年12月2日 
 
今日は劇団自由人会のお誘いで
「夢をかなえるゾウ〜青春ロボット編」を見てきました
自由人会は
主に学校公演で全国で活躍されている地元神戸のプロ劇団です


ものがたり
高校のロボット研究部に所属する卓二は
将来ロボットの研究者になる夢を漠然と描いていた。
しかし
町工場を営む父の栄作は
腕に障害を持つ長男の浩一に工場経営を任せ
卓二には立派な職人の道を歩ませようと考えているため
卓二の淡い夢など現実逃避だと切り捨てていた。
レール通りに歩ませようとする父親と
それに乗ることを拒む息子。
二人の確執と葛藤は次第に大きくなっていく。
答えが見つからないまま
部屋で一人夏の夜空を眺める卓二。
するとラジオのDJが不意に妙な関西弁で話しかけてきた・・・。

「ジブン、そんなんやから夢かなえられへんねん。
ちょっとそこで待っとき」




高校生が主人公でまさに高校生向きの芝居ですが
大人でも?
夢を失ないつつある大人でも楽しめました
夢は大人も持たなくてはなりませんね
小さな町工場で働く職人さん達も生き生きとして
資金繰りに苦しむ零細企業の社長も何とか頑張る
いまの日本の縮図をみているようでした
パンフレットに
劇団代表の森もりこさんが
「芸術が人々の生活に、人生においてどれだけ必要とされているのか
必要とされる作品を私たちは創っているのか
立ち止まって考えることができたのは大きな収でした」
と書かれていました
コロナ下で芝居を続けることは大変だったと思います
夢をかなえるゾウ!
舞台に登場する
インドの神様(ガネーシャ)は愉快でしたね
客席には市長もおられて
文化を大切にされているんだな〜と思いました




舞台には顔見知りの役者さんもおられて
地元のプロ劇団の親しさも感じました
次回も楽しみにしています

 

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