『シラノ・ド・ベルジュラック』 
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観劇記 あまご 
2021年3月24日 
 
原題:Cyrano de Bergerac
上演劇場:プレイハウス・シアター
上映時間:約3時間6分(休憩約20分含む)
作:エドモン・ロスタン
脚色:マーティン・クリンプ
演出:ジェイミー・ロイド
出演:ジェームズ・マカヴォイ
【あらすじ】
美しく知的な従姉妹ロクサーヌに恋をした剣豪詩人シラノの物語。
大きすぎる鼻ゆえに自らを醜いと思い込む彼は
自分の心をロクサーヌに打ち明けることができない。
ある日、美男だが雄弁ではない若者クリスチャンが
ロクサーヌに一目惚れし
友人のシラノに自分とロクサーヌの恋を取り持つようにと頼んできて・・・。
KAVC HPより


シラノ・ド・ベルジュラック
私の大好きな芝居の一つです
本物の舞台はまだ観たことありませんが
岩波文庫で読みました
いつだったか
シラノをモデルにした別役実の『鼻』も良かった
文学座の舞台で
シラノが江守徹
ロクサーヌらしき人は栗田桃子
杉村春子さんがロクサーヌの声で出演でした


左端:アニタ・ジョイ・ウワジェ(ロクサーヌ)
中央:エベン・フィゲイレド(クリスチャン)
右端:ジェームス・マカヴォイ(シラノ・デ・ベルジュラック



今回の芝居はマイクを使っています
なぜなのか?
演じているという意味なのでしょうか
舞台は写真のように箱の中で行われます
シラノの鼻は普通で男前
原作とはちょっと違います
ロクサーヌは可愛い黒人系
男前のクリスチャンは普通の男
それが現代的でしかも意外性が合って
よかったように思います
原作では
シラノがロクサーヌの腕の中で
「俺は持って行くのだ
しみひとつ付けずに持って行くのだ、
高く剣をかざして
ほかでもない、そりゃあ・・・・
私の羽根飾(こころいき)だ!」
と叫びながら亡くなるのですが
そのシーンが簡略されたかのようで残念でした
でも
NLTの芝居はいつみてもいいですね
次回も楽しみです
 

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