ベニスにて
    
2015年11月14日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery


     関西空港発12:00〜アムステルダム23:15(15:15着) 20:35発〜ベニス着22:15

翌朝ベニス9:15〜ゴンドラ遊覧〜自由行動〜泊

 


日本時間 24:30 現地時間4:30

オランダ・アムステルダム空港に着きました。




ベニスに向けてのトランジットですが
なんと5時間
大変なことになりました。
パリではテロが起きているとか・・・
ただひたすら耐えて
ベニスの空港に
そこからバスで連絡橋を渡り波止場に
ボートに乗ってサンマルコ広場のホテルに向かいました。




ベニス本島は車の乗り入れが禁止で
自転車もダメ
歩くか舟での移動だけだそうです。




ホテルの傍の波止場着 19:45




波止場のショウウインドウの仮面
とても欲しかったのですが・・・




ベニス本島のホテル
アルベルゴ ガバレツト エ ドージョ オルセオロ
波止場も近く
サン・マルコ広場のすぐそば
添乗員の寺島嬢がチックインの手続きをしている間に見学

ヴェネツィアの歴史です
5世紀のゲルマン人のイタリア侵略からのこの湿地帯へと避難
452年にヴェネツィアの歴史が始まる。
この地は足場が悪い湿地帯のため
侵入者は追ってくることが出来ず
避難した人々はここに暮らし続けるようになる。
名目上は東ローマ帝国に属したが
実質的には自治権を持っていた
697年、は初代総督を選出して独自の共和制統治を始めた
これがヴェネツィア共和国の始まり





サン・マルコ広場




サンマルコ寺院

今日はここまで・・・
明日はサンマルコ寺院〜牢獄に
天国と地獄
夜は映画「ベニスに死す」のように
美しき人の面影を求めて
彷徨しました

二日目




8:43 波止場の風景

ここから出発します。




9:42 出発
新婚さん達「宝石箱」グループは二人乗り
私たち「玉手箱(勝手に名づけた)」グループは六人程度
「玉手箱」は旅行中開けることを禁じられています。




幾つかの小橋を潜り
橋の中央に読書しているライオンの紋章が??




リアルト橋を眺めながら




大運河へ




ルーカス川 へ




小橋を潜り




10:02 ルーカス川のCampo(広場)
羽の生えたライオンが足元に
調べてみると
このライオンはベニスのシンボルだそうです。

聖人マルコがベニスの守護聖人であることから
聖書を抱いた羽のあるライオンがベニスのシンボル




ゴンドラ ルート




10:07 船着き場に到着

20分ほどの遊覧でした。
そして今度は陸からリアルト橋を目指します。




10:17 運河を眺めながら




こんな所を通り抜け




10:23 リアルト橋
1557年ヴェネツィア共和国は橋の設計案を一般から募集した。
一般公募にはミケランジェロも参加したが
採用されたのはアントニオ・ダ・ポンテの案でした。
ヴェネツィアのカナル・グランデに架かる4つの橋の一つ
「白い巨象」と呼ばれる

橋は補修工事中で
左側は橋の絵が描かれたパネルで覆われていました。




本来の姿をネットで探してみました。




折角ですから橋の上に・・・お土産屋さん




橋の上からの眺め




10:33 Campo広場の像




10:39 井戸のあるCampo広場




10:44 サン・マルコ広場に帰って来ました。

ドッカーレ宮殿のチケット売り場は海側




14:12 ドッカーレ宮殿の中庭に入り回廊の階段を登ると




天上に素晴らしい彫刻のある階段を登ります。

ここは「黄金の階段」と呼ぶそうだ。
天使が舞い降りてくるように
眩しく
その豪華さに圧倒されます。

絵画のある宮殿の室内は撮影禁止

ガイドブックによると
814年に造られたベネッィア共和国総督の城をもとに建設
その後改築を繰り返して15世紀後半に完成した。
内部はベネッィア派巨匠による豪華な壁画や天上画が目につく





案内の矢印に従って進むと




窓からのぞくと運河が見えます

ああ!ここが「ため息の橋」
囚人たちがこの橋を渡るときため息を憑いたという




外から撮影した 「ため息の橋」




たくさんの牢獄部屋がありました。




中庭からみた牢獄部屋

1階は満潮時には水浸しになることもあるかもしれない
木のベットがある牢獄もありました。
罪の重さとか身分の違いなどで差があるのだろうか
宮殿とは まさに
天国と地獄

牢獄手前には判決を言い渡す部屋もあり
請願書を入れるポストも
『密告の口』(真実の口)と呼ぶそうです。
独裁を許さなかった市民国家としての存在を感じます。




発掘された土器の部屋を通り

そういえば宮殿内部には武器を展示した部屋もありました。




巨人の階段
1400年に設計され造られた階段で
この踊り場で総監就任式が行われたそうです。
左の像が軍神アレース
右がポセイドン




出口
布告門(ポルタ・デッラ・カルタ)
聖書を持った羽の生えたライオン(聖マルコ)のレリーフが見えます。
高さは98.6m




そしてエレベータで鐘楼に登ります
尖塔の頂上にある金色の像は大天使ガブリエル




1513年に現在の形の鐘楼として完成
その後地震や火災による被害を受け
1902年にひび割れにより崩壊
1912年に再建されたそうです。




細長い島がリド島
「ベニスに死す」の舞台となったホテルがあります。
お金持ちが集う島です。

手前右手のドームが
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ




正面時計塔 と 右サンマルコ寺院




17:03
鐘楼から降りてカフェーで休憩
外のカフェーは音楽付です。

その後ベネッィア市内を
ルキノ・ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」の主人公
アッシェンバッハの様に
美少年でなく美食を求めて彷徨しましたが
暗闇の迷路のようなベネッィア
不安にかられ広場近くまで引き返し
無難そうなレストランで食することにしました。




アムール貝とあさりのボイル
それと
いろいろ頼みましたが
忘れてしまいました・・・

明日からフィレンツェに向かいます。
途中
トスカーナ地方の世界遺産街巡り
中世の街 シエナ
美しい塔の街 サンジミニャーノ
を散策して夜にフィレンツェに入る予定だそうです。

6:15 モーニングコール
7:00 朝食        
8:00 出発        

続きは
シナからフィレンツエ




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