南禅寺水路閣とインクライン   
    
2006年8月     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery

 水路閣は琵琶湖疎水の水路橋で現在でも水は脈々と流れている。琵琶湖疏水は明治維新による東京遷都で沈みきった京都に再び活気をとりもどすために、疎水の水力で電力を起こし産業を興し、船での行き来を目的として明治18年(1885年)に着工したとのこと。

 夏 真っ盛り、涼をもとめて水路閣とインクラインを訪れた。さすが真夏は人通りも少なくゆったりとした気分に浸ることができた。 


























 琵琶湖疏水により、日本最初の事業用の水力発電所が完成。当時としては世界的な規模の発電所であったようだ。疎水記念館には当時運転していたペルトン式水車とスタンレー式発電機があった。








 九条山より蹴上にかけては、 582mに36mの標高差があり勾配が15分の 1の急であるためインクライン(傾斜鉄道) により三十石船をそのまま台車に載せて上下させたのこと。 1948(昭和23)年運転休止され現在は使われていいないが1977(昭和52)年形態保存のため復元された。


 












春はさくらの名所として、沢山の人達でにぎわうようである。











この上がインクラインです。蹴上駅から右手下りこのトンネルを抜け、右手がインクラインの始点、真っ直ぐ進むと南禅寺。






インクラインの終点、南禅寺の船泊まり、対岸は京都市動物園



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