松風こみち 刀田山鶴林寺とたさん かくりんじ         

2006年10月15日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery




 山陽電車別府駅東の高架を潜ると今は廃線となった別府鉄道の敷地を利用した松風こみちがつづく。歩行者と自転車専用で,通の脇には民家手作りの花が植えられていて気持ちよい。明姫幹線の高架を潜り、しばらく歩くと線路跡が見える。









別府川に架かる橋とキバナコスモス



 天台宗鶴林寺は、加古川市街・尾上街道と鶴林新道に囲まれた一角にある。「刀田の太子さん」と親しまれている。『刀田』は山号、「太子さん」とは鶴林寺を創建した聖徳太子のこと。「播磨の法隆寺」とも言われている。鶴林寺がいつ、どのようにしてつくられたかは、実はよく分からない部分が多い。記録としては江戸時代のものといいわれる「鶴林寺縁起」に、つぎのような歴史がうかがえる。
 蘇我氏と物部氏の争いを避け、高麗出身の僧・恵便(えべん)は播磨の地に身を隠していた。聖徳太子はその恵便の教えを受けるためにわざわざ播磨を訪ね、後に3間4面の精舎を建立させ「刀田山四天王聖霊院」と名付けられる。崇峻天皇2年(589年)、これが鶴林寺の始まりとされている。
   鶴林寺公式ホームページより





三重の塔



本堂(左)と太子堂(右)ともに国宝



珍しい鐘楼



あいたた観音様


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