関門レトロ 
    
2006年9月     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery







 門司港駅は、大正3年(西暦1914年)に建てられた九州で最も古い木造の駅舎で、駅としては全国で唯一国の重要文化財に指定されています。外観のデザインは、ネオ・ルネッサンス様式といい、左右の造りが対称的なのが特徴です。噴水のあるレトロ広場とともに美しい景観を創りだしています。








門司港駅は鹿児島本線の起点です。起点もしくは終点となる駅でこれまで訪れた駅は、JRでは鳴門駅、高松港駅、仙崎、可部、宇野、加太、境港、青森駅、三厩駅、函館駅、根室、稚内、室蘭と、結構ありました。








ブルーウイング門司と呼ばれる跳ね橋です。橋に向こうに関門橋が見えます。




















 今回の仕事の最終目的地は下関ですが、新下関はのぞみが止まらず不便であり、また時間的にも余裕があったため、小倉経由で門司に一泊し、翌朝船で下関に渡ることにしました。連絡船の所要時間は僅か5分で390円です。
 門司には30数年ぶりに来ました。当時、関門橋のケーブル架設工事に少しだけ関わり、キャットウォークと呼ぶ架設足場の計算を先輩たちの指導を受けながら、今から思えばおもちゃのようなコンピューターを使い徹夜で計算したことを思い出します。
 門司港駅に着くと懐かしい雰囲気がただよっています。門司港のレトロ街を一巡して宿に入りました、宿は関門海峡や関門橋が一望できる安くて綺麗なホテルです。最上階には広い展望風呂があり、昨日の夜間作業の疲れを癒してくれました。
 翌朝、バスで布刈公園まで行き、展望台から懐かしの関門橋を見上げ、少し感傷にひたり、門司港まで歩いて帰りました。



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