美濃橋   
    
  
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery

国指定重要文化財 美濃橋 

 美濃橋は、美濃市街地の北部、小倉山の西方を長良川が湾曲して流れる地点に架かるわが国に現存する最古の近代吊橋です。?
岐阜県技師戸谷亥名蔵を中心に建設が進められ、大正4年8月起工、同5年8月に竣工しました。橋長113m、支間116m、幅員3.1mの単径間補剛吊橋です。
 両岸に据えられたアンカーレイジに、鉄筋コンクリート造の主塔から吊るされた主ケーブルを碇着し、吊ケーブルで支持された橋桁(木製床版)を鋼製トラスで補剛しています。
 建設当時わが国で最大級の支間を実現した、大正期を代表する吊橋として、歴史的価値の高い近代建造物です。
平成に入り改修され、現在は、自転車歩道専用に使用されています。

撮影・文 AKI氏 007.04.08




 岐阜には魅力的な吊橋がたくさんあります。
日本で初めての4径間吊橋で貞奴と暮らした福沢桃介の「桃介橋」、ケーブルがトラスの弦材に組み込まれたユニークな吊橋「旅足橋 たびそこばし」、美濃橋をはじめ、まだ一度も見たことがありませんが、いつか見に行きたいと思っています。ただし「旅足橋」は新しいダム建設後は役割を終えるようです。






美濃橋と桜

きれいですね




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