温泉津温泉 ゆのつ温泉
    
2012年8月27日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery




神戸〜三次〜三瓶山〜石見銀山〜温泉津温泉

松江〜米子道〜神戸






母の一周忌の法要のあと
三瓶山経由で温泉津(ゆのつ)温泉に
久々の車での遠出です。




西の原から望む三瓶山

三瓶山は大山隠岐国立公園の一角で200名山の一つとか
また
三瓶山は男三瓶・女三瓶・子三瓶・孫三瓶と
家族的な山々の総称です。
多分
左が男三瓶 右が子三瓶




レストハウスで三瓶そば頂いて
好みのゆで加減と味付けで満足です。




手前が片腕の松(2代目)
奥が定めの松

江戸時代
街道沿いには道標として
おおよそ一里(約3.9km)ごとに松が植えられ
定めの松は
西の原の入口に位置しています。
旅人がこの場所で
これから進む方角を定めたことから
この名が付けられたそうです。

定めの松を起点としてナビを定め
石見銀山に向け出発!




石見銀山資料館

ここで石見銀山の歴史を学びます。
直轄領の銀山を治めた江戸幕府の代官所跡
石見銀山の採掘工具や古文書、鉱石、絵巻などを展示してあり
当時の石見銀山の様子を垣間見ることができました。

大航海時代の16世紀
世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり
さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものだったそうです。

石見銀山の特徴は自然を破壊せず
環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」
これが
世界遺産として評価された重要なポイントだそうです。


そういえば
白川郷等とは違い
大森の町並みは自然の営みが感じられます。




石城山 観世音寺

石山の上にある観世音寺に登ってみました。


 
 
山門には阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像




観世音寺からみた大森の町並み




町並みは商業的なものは一切排除されているようです。
クーラーの野外機やプロパンボンベなども見当たりません。
自動販売機や公衆電話も木製の囲いの中にありました。
咽喉が乾いたので・・・




表は一見民家風ですが
中に入ると・・・



中庭



カフェー?




美味しいケーキとまろやかなコーヒーでした。

あとで調べたらここは
群言堂という
古民家再生や陶芸品・暮らしの中の衣・雑貨等
ユニークな生産販売活動を行っている
石見銀山生活文化研究所のカフェーでした。



上の写真は群言堂カフェHPより

群言堂 従業員90名で年商10億とは・・・凄い
西宮阪急にもお店があるそうです。
そして



五百羅漢の橋

石見銀山が有名でない頃
この橋と五百羅漢はとても有名だったので
見に来たことがあります。
五百羅漢は撮影禁止なので

五百羅漢




反り橋(そりばし)

福光石を15枚組み合わせて造られた三基の橋
江戸時代およそ天文年間(1736〜1740)頃架橋?
そして
鳴砂で有名な仁摩経由で温泉津温泉に・・・・




今日の宿は「のがわや」
(写真は のがわやHPから)

益田の美術館に行っていたユミさんと夕方合流して
アミさんと私3人の豪華な夕食です。
折角ですからノドグロが食べたかったのですが
季節外れとか
鯛の奉書焼き・島根和牛・海の幸・山の幸・・・
食べきれません。
お酒は
地元温泉津の名酒
会員限定の吟醸酒「亀五郎」です。


のがわやの湯は薬師湯から引いた源泉
翌朝
薬師湯に・・・
朝の5時から夜の9時まで営業
大人350円!

 

手前 旧館(震湯) 
奥の円い建物が新館の薬師湯

日本温泉協会の天然温泉の審査で
最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉
満点は全国で12源泉だけ
中四国では薬師湯だけ
道後温泉も玉造温泉も
有馬も城崎も満点ではないとは・・・
なるほど
少々熱めですが
しびれるような心地よい
至福の湯です。




朝7時・・・誰もいません。
携帯写真では
いまいちだったので薬師湯のHPから拝借




薬師湯の屋上はガーデンテラス
無料でコーヒーが頂けます。
薬師湯の旧館の塔が見えます。
夜景も綺麗だそうです。



2階のラウンジ



屋上のテラス

もう一度訪れたい薬師湯です。
ゆっくりしたいのですが
明日から仕事があるので

温泉津温泉を10時に出発
9号線を東にどんどん
途中
松江の臨水亭で昼食
上品なそうめん
なんと薬味が麺に沁み込ませてあり
つゆに薬味はありません
さすが
松江NO1料亭
そうめんも一味違います。




来年の三回忌は臨水亭で一泊
特別に頼めば宿泊もできます。
宍道湖の夕日を観ながらの食事は最高です。

帰りは山陰道から米子道経由で神戸に
松江から山陰道へのインターが見つからなくて苦労しました。
山陰道はまだ無料区間なんで
明確なインターがないのですね?
ユミさんマミさん狭い車内で
お疲れ様でした。




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