白沙村荘
    
2015年04月09日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery


日本画家橋本関雪が半生をかけて大地に描き出した文人の理想郷

白沙村荘

テアトル9のコタさんチズさんユキさんと4人で
花見を兼ねて行ってきました。

知の巨人 故加藤周一の「隠れ家」です

『京ものがたり』 

(朝日新聞夕刊2015年2月17日より)

加藤は「ここはリベラルな雰囲気がある」と
赤ワインを好み 酔うと
自ら詩を書いた歌曲「さくら横ちょう」を口ずさんだそうです。

〽春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう
想い出す 恋の昨日
君は もうここにはいない


この歌が出ると
橋本妙館長は「今日はごきげんやな」と・・・




白沙村荘は哲学の道から銀閣寺に行く手前にあります。
今日はお花見日和
通りは銀閣寺に行く人達で超満員です。




白沙村荘は車道を挟んで哲学の道の反対側に在りました。




北側入場口から入ると立派な枝垂れ桜が満開で




宇野重吉さんと裕次郎が平らな岩の上に座り
「飲むこと すなわち よろこびさ」

松竹梅のポスターがありました。

ネットで調べたら原本がありました。



入館料は1000円チケットとチラシをもらって門をくぐります。




石橋を渡り右手に進み




こんな門をくぐると




正面は橋本関雪大画室「存古楼」




左の建物は四阿 如舫亭




茶室「椅翠亭」




一回りすると
大きな平たい岩がありました

これが先程の宇野さんと裕次郎の石舞台
鬱勃縦横と刻まれたKurama Stoneです。
鞍馬から運んだのでしょうか?




藪の羅漢仏

橋本関雪大画室「存古楼」内部の写真撮影は禁止だったので
チラシを見てください




最後に橋本関雪記念館で関雪の作品を見ました。



銀閣の向こうを張って金箔の絵ハガキをお土産に




記念館2階のバルコニーから左大文字が見えます。

ところで
橋本関雪は神戸生まれだそうです。

2時を過ぎ
お腹が空いたので
お隣のお食事処「はしもと」へ




今月の御膳(季節のおまかせ)
とても美味しくて・・・
4人で1合のお酒でほろ酔い気分になりました。

 春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう
想い出す 恋の昨日
君は もうここにはいない


次回は庭内のお座敷で食事しましょう

約束しました

なかなか味わいのある京の花見
次回は皆さんもご一緒しましょう!



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