奥飛騨一人旅(その1) 
  
      
    
2019年2月17日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery


昨年の東北一人旅に続いて
今年も囲炉裏を求めて一人旅
あれやこれやと
行き先を悩んでいたら
今回は詰め込み過ぎてしまいました
先日文学座の西川さんのお話を聞いて
まずは
岐阜県可児市にある
「可児市文化創造センター」を訪ねることにしました
そして
奥飛騨温泉に
ついでにあちこち見学して
新穂高ロープウェイに乗って
冨山・金沢経由で帰ります


可児市文化創造センター
愛称「ala(アーラ)」
イタリア語で「翼」
アーラの基本理念
             1.自然と調和した都市環境の中核となる施設
             2.市民と共に歩む施設
             3.市民の文化活動の中核となる施設
             4.可児市の特色をアピールできる施設
             5.鑑賞と創造を両立できる施設
             6.人と自然に優しい施設
             7.情報の交流拠点となる施設
             8.文化活動を専門家が支援する施設
             9.既存施設と連携した施設
頂いたパンフレットにはこのように理念が書かれていました
神戸では文化ホールの老朽化に伴い
新しいホール建設に向けての取組が始まりました
これから様々な動きがあると思いますが
今回の訪問が役に立てばと思います



館内に入ると広々としたロビーがあって
勉強している子供達や寛いでいる大人達が大勢



情報コーナー(HPより) 



車椅子もありました
今回はセンターの坂崎さんに案内していただきました



まず目に付くのは
「水と緑の広場」
真ん中の噴水場で作業されてるのは
イルミネーション工事
夏になると小さな子供たちが噴水の中で夢中になるそうです
広場は全体にすり鉢状になっていて
子供達にはこの傾斜がお気に入り
まさに自然と調和し
市民とともに歩んでいる施設だと思いました

劇場は大ホール・小ホールとも使用中で
写真はパンフレットからの抜粋です


主劇場 宇宙のホール

プロセニアム形式の主劇場は演劇・舞踊・オペラ・バレー
オーケストラピットもあり
走行式音響反射板を使った音楽公演もできる
多目的ホールです
基本型は1019席(1F691、2F161、3F167)
オーケストラピットを使うと1Fが548席
客席最大距離26mと
多目的ホールとしては理想的ですね


小劇場(虹のホール)

客席はプロセニアム型の場合311席
1F263席 2F48席
正面・側面・天井に音響反射板がありますから
音楽にも使えます
プロセニアムが固定されていないことから
アリーナ形式の舞台にもなります



今年の7月に上演される文学座の「ガラスの動物園」
こんな劇場で見たいですね

この他


美術ロフト


演劇ロフト

美術ロフトに演劇ロフト・音楽ロフトもあります



ちょうど演劇ロフトでは子供たちの稽古が始まるところでした
稼働率は90%以上とか
まさに市民の文化活動の中心となる施設です


ワークショップルーム(洋室)


ワークショップルーム(和室)

和洋2室のワークショップルームがありました
別途レセプションホール(研修室)もあります


木工作業室
さらに大道具や小道具をつくる「たたき場」もあり
驚きです


演劇練習室

GFには舞台と直結した木工作業室にたたき場だけでなく
演劇ロフトとは別に演劇練習室もあり

さらに映像シアターもありました
ちょうど映画の上演前
チケットを切っている方はNPOのボランテア

文化創造センターの催しはNPOのボランテアの方で運営されており
民間業者への委託管理でないため
実質的に密度の高い運営がなされているそうです
これも学びました

神戸市の皆さんや
検討委員会の皆さんにも是非見学して欲しいと思いました


フロアガイド

敷地面積 35,344.54u
地上4階地下2階
平成14年7月開館



可児市文化創造センターには名古屋からJRで行けますが
名鉄名古屋から50分日本ライン今渡駅から徒歩で10分が便利です

出来れば今年7月に上演される「ガラスの動物園」
見に行きたいですね


私はこの後
JR可児市駅から高山に向かいます
今宵の宿は
新平湯温泉です

続きは
奥飛騨一人旅(その2)
Masao'sホーム 散歩路