モスクワ芝居三昧の旅(2)           第2報(3日目)ブーニンの『最後のあいびき
    
2017年5月30日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery


トレチヤコフ美術館



モスクワ3日目のお昼はトレチヤコフ美術館です
1851年にモスクワの商人で工場主であったトレチャコフ兄弟が
自邸に開いた美術ギャラリーから始まりました
様々な芸術家たちの作品が蒐集され
現在ではロシア最大級の美術館す



豪華です!



肖像画が多いのかな〜



蛇に噛まれるクレオパトラ



「M.Iロブヒナの肖像」



「DREAMING」



「見知らぬ女」
別名「ロシアのモナリザ」、アンナカレーニナのモデルになったそうです
日本にも来ましたね



マヤコフスキー(1839?1915)画



平日でもたくさんの見学者



有名な「民衆の前に現われたキリスト」



「岸辺の狩人」ワシーリー・ペロフ、1871
この絵から役者は表情を学ぶ

ワシーリー・ペロフは情熱的な狩猟家であったため
彼の全ての狩りのテーマには本物らしさがある。
異なる三人の猟師
左の猟師は彼の狩猟の手柄話をするのが好きな熟練者。
二人目は、それを疑い、
三人目は素直に受け止める新人。
確かに豊かな表情です



嫌々ながら嫁にされ



ミハイル・ヴル―ベリーの部屋
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に
開花した国際的な美術運動「アールヌーボー」の
先駆けとなった画家
彼の作品はたくさんありました



「座る悪魔」ミハイル・ヴル―ベリー



アイヴァゾフスキー 「虹」



アイヴァゾフスキー 「黒海で荒れ狂う嵐」



シーシキン 森のくま



アンドレイ・ルブリョフのイコン(聖画像)「至聖三者」



見応えがありました
しかも常設展ですからすごいです!



昼食はバイキング

昼食の後は再度フォメンコ工房で観劇



本日は旧館で『最後のあいびき』です



ラウンジには演出するフォメンコさんの絵がありました



いよいよ始まります
旧館は150席ぐらい元々は60席程度の小さな劇場だったそうです



パンフレットをもらってもロシア語はさっぱり・・・

ブーニンの短編集「暗い並木道」から
「ハインリッヒ」「ナタリー」「河原の飲み屋」「マドリッド」の
オムニバス風の芝居です
小さな舞台ですが
おもちゃ箱のように机やベッドや車窓が出てきて驚きです



「ハインリッヒ」電車の中
(写真はパンフレットから)



「河原の飲み屋」

素晴らしい身体表現力
こんなにすごい芝居みたことありません

フォメンコ工房のHPに動画がありました。

http://fomenko.theatre.ru/performance/latedate/


小さな動画と大きな動画があって
大きなきな動画を観るには
ちょっとテクニックがいるかもしれません
をクリックして
■でてくるとLoadingが始まりしばらくして
予告編が始まります

夏の夜の夢もここから検索です

http://fomenko.theatre.ru/performance/dream/




22:15

ロシアはこんな時間でも明るく白夜です。

明日はスタニスラフスキー家の見学と
ベリャコービッチ氏のお墓詣り
夜はユーゴザーパド劇場で『どん底』の観劇です
それではおやすみなさい

Спокойной ночи.
スパコーィナイ ノーチ

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