『 父と暮せば』 例会を終えて

観劇記 あまご 
2015年8月23日 
 
          作:井上ひさし 演出:鵜山仁 こまつ座公演 演劇鑑賞会7月例会

                   


暑い夏の一つが終わりました。
7月例会「父と暮せば」を
運営サークルの一員として参加して
8月23日無事打上することが出来ました。



総勢14名の参加です。

短冊には様々な皆さんの想いが書かれています
戦争が終わって70年
非戦の願いがたくさんありました。



辻萬長(かずなが)さん



栗田桃子さん



井上麻椰さん

そして抽選で色紙が当たりました



場内アナウンス・交流会の司会・インタビュー・会報誌係・・・
頑張ったご褒美です

さて
芝居の感想です
皆さんとてもよかった・よかったと・・・
むかし
すまけいさんと梅沢昌代さんとの芝居をみておられた方
あの時とはちょっと違った感じ・・
そんな感想がありました。
私もみました・私もそう思いました。
すまけいさんは包み込むような優しさで
萬長さんには戦争に対する怒りを強く感じました。
戦後70年、戦争法案が衆議院を通過した直後であり
戦争に対する原爆に対する怒りは
あの『広島の一寸ぼうし」で頂点に達しました。

そして二人のたくさんのセリフが心に残りました。
セリフとセリフの間にある一瞬のためらい
動きと動きとの間にある静寂
そこに美津江の気持が溢れ
知らぬ間に涙が頬に伝わるのでした。

今回は高校演劇部の生徒さん達も大勢見にきてくれて
感性豊かな感想が寄せられました。
その中で

美津江さん木下さんと幸せになってください!

とても素直な感想に心うたれます。
若い人たちにたくさん芝居を観て欲しいと思います。



パンプレットより



桃子さんには例会中にインタビューしました
訪問記 読んでください
桃子さんの神戸での舞台は
『紙屋町さくらホテル』『揺れる車の音』『くにこ』以来です
私は昨年 『炎 アンサンディ』
今年は 『クライムス・オブ・ザ・ハート』 を見ました
色々な演技ができる素敵な女優さんだと思いました。
またの舞台を楽しみにしています。

 

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