『松寿操り三番叟 観劇記』 |
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観劇記 あまご 2016年4月17日 歌舞伎座 |
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東京観劇ツアー三日目はちょっと趣を変えて 歌舞伎座です 私は時々一幕見席で見ることはありますが メンバー二人は今回が初めて 一幕見席は好きな幕だけ低料金で見ることが出来ます 客席は最上階の4階にあり 全てが自由席となっており、 通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員 開幕1時間前に並んで整理券を受け取ります。 そして開幕時間が近づいたら20分前に エレベーターで幕見席に 番号札順に案内されます。 「松寿操り三番叟」 は最初の幕11時開演です。 上演時間18分の短い演目で チケット代は600円とお手頃でした。 |
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三番叟は能の式三番 「父尉」「翁」「三番猿楽」の 3演目を示すもので 三番叟(叟とはおきな・老人)の舞は五穀豊穣を願うものだそうです。 松寿操り三番叟は 糸操り人形が三番叟を舞うという愉快な仕掛けです 三番叟は市川染五郎 操る後見は松也 上手より現れた後見が口上のあと 下手の三番叟(染五郎)が入っている人形箱の蓋を開け 箱の中から三番叟の人形を取り出し 舞台中央に まるで人形そのもの 最初はふらふら 糸を巻き終わるとしゃっきりと踊り始まます 美しい! 途中糸が巻き付きもがく三番叟 ときほどく後見 見事なリアリティです! 再び舞が始まり うっとり 五穀豊穣の舞を収めると 再び元に 伝統芸術の粋を感じました |
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