『海の風景 観劇記』 
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観劇記 あまご 
2016年4月24日 
 西宮芸文中ホール
作:エドワード・オルビー 演出:串田和美・木内宏昌 



とても楽しい芝居でした
定年退職を迎えた夫婦の物語
パンプレットを読んだら
エドワード・オルビーは肉食系の妻と草食系の夫との
ぶつかり合いを描いた作品が多いそうです。
『バージニア・ウルフなんかこわくない』  は彼の代表作
観たことはありませんが
壮絶な夫婦のバトルが繰り広げられるそうです
始めて触れる作家
楽しみです!

『海の風景』 はタイトルが示すように
のどかな雰囲気の物語でした。
途中
びっくりしましたけど・・・

地人会新社の舞台は
初演の『シズウェは死んだ!?』を除けば
第2回「根っこ」、第3回「休暇」、第4回「クライムス・オブ・ザハート」と
毎年見ています。

あらすじは地人会新社のHPから
                   
太陽が燦々とふりそそぐ海辺の砂浜。
子供たちも巣立ち
解き放たれた喜びに満ち
このまま自由を謳歌しあちこちの海辺を旅して歩きたい
と「これからの自分たちの生活」に期待を膨らませる妻ナンシー(草笛光子)。
その一方
リタイアした後は
ゆっくりと余生を過ごしたいと切に思う夫チャーリー(串田和美)。
両者の想いは相反したまま
海辺の午後が過ぎてゆく。
そこにちらちらと二つの人?影が。
レスリー(池田鉄洋)とセアラ(小島聖)というちょっと変わった夫婦が登場し
二組の夫婦のおかしな会話が始まる…


浜辺に寝j転ぶ串田和美と草笛光子

草笛光子さん
「夫婦のたわいのないやりとりを、覗き見してください」

串田和美さん
「演劇だと構えないで、大人のおとぎ話だと思って楽しんでください」

今日はナオさんと観劇です。

レスリー(池田鉄洋)とセアラ(小島聖)というちょっと変わった夫婦が登場

現われたのはなんとトカゲの夫婦でした
観客席に驚きの声が上がりました。
トカゲの夫婦を挟んで
夫婦の愛情
子育てのこととか
私たちは進化の途中なんだ!
たどたどしい会話が始まります

なんとなく片言の言葉が通じ合う
言葉も進化している
不思議でいて楽しい芝居でした
小島聖さん無邪気で可愛いトカゲでした。
 

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