『朝食までいたら?』  劇団青年座公演No223
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観劇記 あまご 
2016年9月9日 
 
          作:G.ストーン&R.クー二― 演出:伊藤大 

                   


ルイーズ =野々村のん ジョージ =津嘉山正種 デイビー =高松潤

劇団青年座の公演は私にとっては今年3作目
4月の「フォーカード」、6月の「天一坊十六番」
神戸演観の9月例会も青年座「横濱短篇ホテル」ですから
今年は4作品になります。
主演のルイーズは神戸出身の野々村のんさん
フォーカードでも4人の主役の一人でしたから
これからも増々活躍されそうですね。
津嘉山さんの芝居は「無法松の一生」とか「殺陣師段平」など
男気のある役しか観ていなかったので
ちょっと驚きでした。
和物より洋物役の方が私の好みです

あらすじです
まだ地方公演中なので劇団のパンフレットから

1970年、ロンドン市内のアパート。
そこに住むジョージは
何事にも几帳面な無遅刻無欠勤を続ける公務員。
その性格が災いして離婚してしまったが
今は独身生活を楽しんでいる。
ある夜、夕食の準備をしていたときのこと
同じアパートの階上から臨月のヒッピー娘ルイーズが
男友達デイビーと喧嘩してジョージの部屋に転がり込んできた。
ジョージは体よく追い返そうとするのだが
陣痛が始まったから、さあ大変!

 
青年座では珍しい翻訳劇です。
1993年5月に
神戸の例会で『気になるルイーズ』というタイトルで上演されたそうです。
私はその頃神戸を離れていましたので残念でした。
ジョージ は同じく津嘉山正種さん
ルイーズ は熊谷真実さんでした。

あらすじからも想像できるように
コメディーです。
自由人ルイーズは勝手気ままのように見えても
実は寂しがり屋
頑固そうなエリート公務員のジョージは
実はとても優しいおじさんで
二人のやり取りがとても愉快で
テンポも軽快
久々にしっとりした微笑みのある喜劇を楽しめました。


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