『エルドラドホテルアメリカーナ 観劇記』 |
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Masao'sホーム 観劇記 あまご 2016年11月13日 ピッコロシアター |
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原作:ラファエル・リーマ 演出・脚色:小林裕 SENDAI座 |
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あらすじ 公演パンフレットより 北米大陸と南米大陸をつなぐ細長い地帯にある国、エルサルバドル。日本の四国ほどのこの国で、1980年から本格的な内戦が始まった。エルサバドルは政治・経済を「14家族(白人)」が永らく支配していた。彼らは自らの自衛軍を持ち、国軍は彼らのためにあった。内戦の原因は1932年に起こったインデォ島民たちの蜂起にあった。自給自足のインデォ達が「14家族」の農園に接収されるが、コーヒー価格の暴落で農園を追い出される。怒ったインデォ達は「14家族」の農園や警察を襲う。が、軍と「14家族」の私兵とバックに存在したアメリカ軍により、3万人のインデォ農民が殺害された。こうした背景の中でキューバ革命の影響も受けてゲリラ闘争が開始された。 舞台は、このエルサルバドル首都にある「エルドラド ホテルアメリカーナ」。各国のメディアの報道は、競ってその国の真実を追っていたが、死の恐怖を伴う脅しと大国の思惑に振り回されていた。アメリカ三大ネットワークの一つCBS・TV取材班もそのひとつ。彼らはさまざまな圧力と多方面からの情報操作により、誤報を犯したと糾弾されていた。 かって、20年前の湾岸戦争で、イラク軍が破壊した石油コンビナートから流出した重油で海鳥が次々と死んで行く映像が世界に衝撃を与え、イラク悪しの一色になったが、だが、後にオランダのTVチームが調べた結果、アメリカ軍による誤爆だと判明した。 報道とは、真実とは、権力とは・・・緊張感溢れる舞台でした。 この芝居は、1994年8月に「サテライト・ニュース」として劇団東演により神戸演劇鑑賞会の例会になった。演出は、今回と同じ、小林裕(ゆたか)さん 仙台座の芝居はいつか見たいと思っていましたが、鑑賞会の事務所に突如、仙台座の代表・樋渡宏嗣(ひわたりこーじ)さんがピッコロシアターの方と現れて、この公演を紹介されたのがきっかけでした。 |
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樋渡宏嗣 フラー 戸石みつる フレッチャー 松崎太郎 ラリー 白鳥英一 テッド 剛蔵 ゴンザレス 野々下孝 プルート 永澤真美 キャサリン 飯沼由和 ピンダー A熊谷有夏 インディオの少女 大友直道 リカルド中尉 板橋俊 兵士1 B深瀬柚 インディオの少女 小野寺翔太 スキー |
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