『愛する母、マリの肖像』 
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観劇記 あまご 
2020年03月29日 
 

脚本:古川 健(劇団チョコレートケーキ)
演出:高橋正徳(文学座)

山像かおり(西瓜糖)、丹下真寿美、阿部丈二、佐藤聖羅、
福地教光(バンタムクラスステージ)、大塚宣幸、
前田友里子(アガリスクエンターテイメント)、佐藤豪、辰巳琢郎

STORY
 誰もがその名を知っている、偉大な女流科学者マリ・キュリー。その人生は困難の連続だった。常に経済的な困難に苦しんだ学生時代。苦しいやりくりの中で夫ピエールと歩んだ研究時代。そして、あまりにも早過ぎる夫の死。それを乗り越えての二度目のノーベル賞受賞。よく知られるキュリー夫人の物語は大体がここで終わる。しかし、この先の物語でもキュリー夫人は困難に挑み続ける。フランス中をにぎわした未亡人のスキャンダル。第二の祖国フランスに大いに尽くした第一次世界大戦。夫妻の業績を引き継ぐ研究所の設立。放射能研究の副産物として壊れていく自分の体。そして愛する二人の娘イレーヌとエーヴの教育。やがてイレーヌはマリの後継者として成長する。エーヴは芸術文学を愛し、マリの死後、母の生涯を伝記として著す。マリと二人の娘、これは娘を通して語られる『唯一無二の女性』の後半生を描く物語だ。T-works#3 HPより
 この日が楽日
マリ・キューリーの娘イレーヌ・ジョリオ=キュリーを演じた:丹下真寿美は
カーテンコールでは涙涙涙でした
観客席にもその熱い想いが伝わりました



無事公演が終えて
とてもうれしく思いました

キューリー夫人のことは知っているようで
知らないことも多く
二度にわたるノーベル賞
パリ大学初の女性教授職に就任
「放射能」の名付け親であり
彼女の体も蝕まれていったこと
弟子には日本人の研究者山田延男(佐藤豪)もいて
彼もまた放射能で亡くなったこと
そして
彼女を支え続けtた仲間がいたこと
この芝居で伝えたかったのは友情だと思いました
母マリを演じた山像かおりさん
マリを支えた友人のボレル夫妻:エミール(大塚宜幸)マルグレット(前田友里子)
そしてダニエル・リシャール(辰巳琢朗)
温かさが伝わりました



上演台本です
かみしめてみたいと思います

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