『その鉄塔に男たちはいるという+』 
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観劇記 あまご 
2020年2月15日 
 
作:演出:土田英生
出演:水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生
石丸奈菜美、高橋明日香、立川茜、渡辺啓太

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毎年楽しみにしているMONOの公演
今回は伊丹のアイホールです
MONOファンも増えてきました
終演後伊丹の居酒屋に集まった神戸演観のメンバーは11名
たわいもないおしゃべりで楽しいひと時を過ごしました

この芝居の初演は1998年
22年前だそうです
皆さん若く20代後半ぐらい
今回は2018に参加した若手4人が加わり
+1と+2の二部構成の芝居となりました
MONOでは一番長い作品になったそうです
新たに追加された+1は若手4人による芝居
たぶん現代
若い夫婦の離婚危機を救うために夫の妹が企画して
とある島に3人で旅行に出かけます
島には妹の友人が住んでいて
島にはめぼしきものがなく
ただ古臭い鉄塔があるだけでした
夫婦には陽乃介という幼い子供がいます
この子が+2につながります
古びた鉄塔にはかつての戦争の跡があり
今は平和な世の中
40年後はどうなっているのかな〜
ここで+1の芝居は終わります



+2は40年後の同じ鉄塔の下
とある戦争の最前線
えっ
戦争が起きていたのか

物語の登場人物は
慰問団としてやってきた売れない4人の芸人たち
彼らは戦争への恐怖心から部隊を逃げ出し
森の中にある鉄塔に隠れ
退屈しのぎに
たわいもない芸を繰り返しながら
戦争が終わるのを待っていたのです
この4人の芸人の中に陽乃介もいました
そこに



軍隊から逃げ出した兵隊が加わり
退屈しのぎに
たわいもない芸の練習がくりかえされます
やがて
銃声がなり
戦争は終結したのか・・・

思ったていたら
鉄塔の近くにかっての仲間の軍隊が
・・・・
あっと驚くような終幕
MONOらしいLASTでした

 

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