洞爺湖巡りそして白鳥大橋
2008年6月G8サミットを前にして    
     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery  

 今年の6月13日は白鳥大橋開通10周年、
当時の工事関係者でお祝いしたかったが、
何せ北海道は遠い、
奥様のリフレッシュに便乗して洞爺湖の帰りに立ち寄って見ることにした。
リフレッシュ先は洞爺ウインザーホテル。
G8サミットの直前とあってホテルをはじめ周辺は物々しい雰囲気に包まれていた。



ロビーから洞爺湖の中島が見える。



ロビー正面にはやぐらの組み立てが始まっていた。
よさこいソーランの舞台とか


部屋は広々として気持ちが良い。
北のベランダからは羊蹄山やニセコ連峰が見える。
西には噴火湾が、マウント&オーシャンビュー
僕たちにとってはかなり贅沢な部屋。
こんな贅沢はこれが最後かな?

 
今回の旅行は、リフレッシュが目的なのであまり動き回らず、ホテルとその周辺の散策でのんびりと過す予定。ホテルに到着するとAKEMiさんはエステにいってしまったので、私はプールでひと泳ぎした、そして、ホテルの周辺をうろうろ。サミット前の警備か準備か、怪しげな人たちが沢山いて、その人達から怪しまれないように、散歩するにも気を使う。







ポロモイ山頂

 ホテルは洞爺湖の東のポロナイ(大きな入り江)山頂にあって、なんと三角点もあった。標高625m、六甲山より低いけれど荒地山よりは高い。洞爺湖の向こうに有珠山や昭和新山が見える。15?年前が懐かしい。

 




そして、真下に洞爺湖の中島が・・・・、ホテルからゴンドラで湖の近くまで無料で行けるそうだ。




 夕食はかなり贅沢にフレンチ。こんな雰囲気に慣れていないので最初かなり緊張、でも、1杯のシャンパンでたちまち緊張がほぐれる。単純な性格がどんな場所でも役にたつ。
 時間がゆったりと流れ、ガラス越しの正面は洞爺湖、洞爺の温泉街もはるか下に見える。料理は温野菜がいろいろあって、鴨とか、いろいろなチーズ、総じてヘルシーな感じがする。
 やがて、洞爺の湖が闇に隠れる頃、正面のガラスには食事する僕たちの姿が映り始めた。記念撮影!






 翌朝、ホテルの周りは一面の雲海、羊蹄山も雲海の中に浮かんでいた。今日は中島にネーチャートレッキング、ホテルでガイドさんをお願いしてあったので、車で洞爺の町に運んでもらい、モーターボートで中島に、私たち二人だけのちょっと贅沢なトレッキングが始まった。










 中島に着くと、白鳥と小鹿さんのお出迎い。
ガイドさんによると小鹿は普段は柵の向こうの森の中にいるはずなので、
多分湖を泳いでここに来たのだろう・・とのこと。
 僕たちはガイドさんの案内で森の中に入れてもらうことになった。
普段は鍵がかかっていて入れないようだ。
それだけに、ここは自然が守られている。
さっそく蝦夷リスさんのお出まし、
一生懸命に胡桃の実をかじっている。
そして、林の向こうに鹿が・・・、
















せんの木にからむ、つるあじさい

 森の中は僕たち3人以外には誰もいない、二人だけでは少し心細くなるが、頼もしいガイドさんがいて案内してもらっているので、知らない森でもウキウキする。いろいろな木や花のことを教えていただいた。
 富貴草、山桑、しわりざくら、反ごん草、マムシ草、栃の木、桂の木・・・・


ひとりしずか



ふたりしずか






ドイツトウヒの森でっかい松ぼっくり?をたくさん拾って、
友達のお土産に



おいしい空気をいっぱい吸って
森の探検が終わりました。

再び船着場に
ホテルに戻ると、霧が出ていて
それでも霧の中を
ゴンドラに乗って湖畔までピザを食べに行きました。



ホテルのロビーでは、ピアノとフルートの演奏が始まっていた。
飲みものやお菓子、
果物も自由にいただけるのでここは天国。
そして、温泉に入って、
露天風呂を行き来して、
それからひと眠り、
怠惰な時を過します。








 二日目の夕食は和食です。
途中、ボタンの花が美しくいけてありました。
そして、荒地山のビッグボルダーの逆くの字クラックが入った石が・・・・。
ここまできても芦屋の荒地山を思い出してしまうとは・・・・・




ここも、
洞爺湖が窓いっぱいに浮かんでいます。
日が暮れるに従い、
ガラス窓の色合いが少しずつ変化してきます。
7:38洞爺湖はすっかり見えなくなり、
窓はコバルトブルーとなりました。



そして、旅の最後は白鳥大橋です。



橋の袂は草茫々で、あまり手入れがされていないのが残念です。
それでも精一杯綺麗に写真を撮って見ました。

時間がなく、橋を渡れなかったのが少し残念でした。
またいつか
そのときはよろしく!



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