芦屋地獄谷・黒岩谷そして白石谷 |
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山と橋を渡る Masao's Photo Gallery 08/5/01 |
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芦屋川8:30→高座の滝9:00→風吹岩10:25→雨ヶ峠11:20 土樋割峠11:45→昼食後発12:30→一軒茶屋13:30 白石谷経由15:40→有馬温泉16:40発 このところ谷に嵌ってしまった。 時々海を眺めながら花咲く道をゆんるりと 尾根歩が楽しめるのも表六甲のすばらしいところだが 六甲の谷もなかなか良い。 治山ダムが沢山あって苦労するけれど、 何しろ海から一挙に1000m近くも登るのだから 谷はきつく変化に富んでいて 沢や滝を登る緊張感と抜け出たときの開放感がたまらなくいい。 |
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ゲートロック 9:05 |
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地獄谷 9:10 |
F1 9:11 |
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F2 9:14 |
F3 9:15 |
F4 9:17 |
F5 9:18 |
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F6 9:19 地獄谷は新緑に包まれすがすがしい。 この谷は直登できる小滝が沢山あって ちょっとした沢歩きが楽しめる。 ダムがないのもいい。 途中小さな広場があって 熊さんに似た岩がある。 この岩は上流からみても熊さんに見える。 そう思いませんか。 ベアーロック 9:20 |
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F7 9:23 |
F8 9:25 |
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F7の滝は少し登りにくいが、 水量が少なければ簡単に登れる。 F8の手前にアルミ製の梯子があるので 登りきると小便滝に出る。 F9 「雫岩」 9:27 小便滝はめずらしく水が流れていた。 誰が名づけたかは知らないけれど 表示するほどのことはないと思うが・・・。 あえて名を付けるとしたら「雫岩」。 この滝の上が地獄谷の分岐となる。 滝を登りや右手の谷をほぼ真直ぐに進めば A懸垂岩やB懸垂岩跡に出る。 今回の目的は沢登りなので 滝の上を左方向に進み 梅谷第二砂防ダムに降りて地獄谷の深部に入る。 F11いい滝ですね。 名前は・・・まだない??? |
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F10 9:37 F12 9:45 |
F11 9:42 |
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F12滝を越えると ピラーロックに通じる分岐があった。 そこには、 またもや摂津谷底は這いずり会のプレートがかかっており 六甲の谷底はほとんど彼らに制覇されているようだ。 しばしここで休憩していると やや年配の男性が現れ風吹岩に向かわれる。 この谷で今日はじめて人にであった。 としばらくすると上の方から「ドスン」と なにやら音がする若き男性一人。 道を聞かれた 目的地は高座の滝で 風吹岩から迷い込まれた模様。 このまま谷を下れば高座の滝に出るけれど 下りは危険なので引き返したほうが良いと勧めたが このまま下ってみたいとのこと。 滝はできるだけ巻き道を通るようにと注意して別れた。 こちらも気が変わってピラーロックに向かうことにした。 単独行はすぐ気が変わる。 |
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ピラーロックへの抜け道 10:04 ピラーロックへの抜け道は 最初は少し幻想的 が しばらくすると 風化した花崗岩のざれ道 滑ってとても登りにくい。 きっと先ほどの彼氏も何度か滑ったのではないだろうか。 |
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ピラーロック到着 10:10 |
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風吹岩→水場→雨ヶ峠経由で土樋割峠の川面にて昼食。 ローソンのおにぎり弁当と豚キムチめん&スプーンで食べるサラダ 11:53 |
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黒岩通過 12:39 昼食後黒岩谷遡行開始12:30 黒岩谷の副堰堤を右岸(左)から乗り越える。 黒岩尾根道には本堰堤のガラ場を這いずりあがるが 今日はそのまま本堰堤から谷底に下りる。 しばし進むとハーケンが打ち込まれた黒岩が見える。 そして 古くて石積みの崩れかかかった擁壁のダムDam2を右岸(左)から越え 新しいダムDam3を右手からタラップを上る。 ダム手前の鎖場から登るほうが楽ですけど・・・ さらに新しい大きなダムDam4の左岸(右側)の斜面を登り タラップを利用して登り下る。 |
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Dam2通過 12:42 |
Dam3通過 12:45 |
Dam4通過 12:48 |
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黒岩谷に行くには次のダムがポイントとなる。 Dam4通過後 正面に古いダムが見える。 このダムを左岸(右側)から越えてダムのそこに降りる。 すると正面にまたもやダムが見えるがこのダムを越えてはいけない。 よく見ると左後方にマークがあり 小さな谷が見える。 谷の入り口にケルンがある。 ここが黒岩谷本流なのだ。 前回は正面のダムを越えおこもり谷に入ってしまった。 |
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静かな黒岩谷 12:58 |
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ここまでくればもはや迷うことはない、 黒岩谷は難しい谷かと思っていたが意外と取り付き易い谷だった。 入り口付近で 年配のご婦人が一人で降りてこられたし しばらくして今度は男性が・・・ 土樋割峠から一軒茶屋まで上りでも1時間程度なので 下りに使うにも手ごろかな・・・。 しばらく谷を進むと大きなダムが現れた。 少しいやな気持ちになったが 副堰堤にはしっかりした木製の梯子が 本堰堤の手前には工事用の階段がある。 その上はロープがあって そこから10分ほどで銃走路に出た。 副堰堤の階段 13:08 |
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工事用階段 13:09 |
最後のスロープ 13:10 |
Dam8 13:12 |
縦走路 13:25 |
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そしてここから有馬に抜ける魚屋道に入る。 普通はこのまま素直に魚屋道を下ればいいのだが 昨年の夏に下った吉高神社から小安相までと 今年 雪の中を逆に登ったコースが違うような気がしていたので 確認するのが今回の目的のひとつ。 |
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吉高神社参道 13:40 |
熟練者の標識が 13:42 |
白石谷の左岸 13:43 |
副堰堤の階段 13:45 |
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谷に下る 13:47 |
谷から再び登り 13:52 |
ナイフリッジ 13:54 |
小安相滝の碑 13:55 |
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谷に 14:00 |
小安相? 14:03 |
第6堰堤越え 14:11 |
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吉高神社から第6堰堤までのルートは 昨年(07/9月)と今年1月と全く同じであることが判った。 雪があるのと無いとの違い 上りと下りの違いで錯覚したようだ。 今回 白石谷を歩いて確認できたこと、 また残された課題を整理すると。 |
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@山頂から白石谷に入るには吉高神社でも魚屋道の熟練者向きと書かれた標識からでも同じである。 A沢の左岸から下ると第6堰堤に出る。沢の右岸からは第5堰堤に行くのではないだろうか。(課題1) B吉高神社から急峻な崖を下り一旦沢に出、沢を横切り坂を上ると小安相の碑にたどり着く。沢をそのまま下っても第6堰堤に出るように思える。(課題2) C小安相滝の碑の意味は何だろう。滝はどこにあるのだろうか。(課題3) |
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14:13 白石谷第6堰堤を越える道が沢の右手にあり、 堰堤を越える途中に 美しいぶなの林がある。 |
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大安相滝の上部を歩く 14:19 |
14:22 川原におりて見ると |
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奥は行き止まり 賽の河原?14:29 大安相滝の巻き道からさらに下り 多分白石滝をまいて新たな沢に出る。 この沢はまるで賽の河原のようでロープを伝って降りる。 1月に遡上した時は雪に覆われ真直ぐ進んで行き止まり。 吉高神社から来る場合は 写真左手の斜面から一旦沢にでで ロープを伝い沢を下る。 がれ場を少し下ると右手に白石滝が見える。 神戸市の1/2500の地図ではこの滝が白石滝で 下流の滝が白竜滝となっている。 ところが兵庫登山会の名札では逆になっている。 谷で最も立派な滝に谷の名前をつけるとされているようだが そうであれば神戸市の地図が正解かもしれない。 とりあえずこの滝を白石滝と呼ぶことにした。 |
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神戸市 1/2500 六甲最高峰より 白石滝?白龍滝?14:31 今日もよく歩いた 地獄谷・黒岩谷・白石谷 どの谷も それぞれの魅力に満ちた良い雰囲気を持っている。 地獄谷は小滝の連続 黒岩谷はじめての谷、落ち着いた雰囲気 ちょっとスリリングな白石谷 課題も残ったが その分楽しみも増えた ここから有馬の湯までおよそ1時間 金の湯につかり ニュルンベルクでピクルスをあてにのどを潤そう! 今日も一日ご苦労様でした。 |
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